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ウクライナ、Starshieldの速度は正常化と示唆

ウクライナのフマラ国防相が、軍用Starlinkが10日間の速度制限を経て通常に戻ったことを示唆した。ゼレンスキー氏は制限を「痛ましい」と述べていた。

Starlink satellite internet terminal set up in a field in Ukraine with a drone operator nearby.
画像: Gizmodo

ウクライナ軍が使う衛星通信サービス「Starshield」の速度制限が解除されたようだ。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ウクライナのエフゲニー・フマラ国防相が土曜朝に発信した内容から、10日間続いた速度制限を経てサービスが通常に戻ったことがうかがえる。

StarshieldはSpaceXが運営する軍用グレードの衛星インターネットだ。ここ数カ月、ウクライナはこれを活用して戦況に関する前向きな成果を伝えてきた。9月にはゼレンスキー大統領が、ロシアのジェット推進型「シャヘド」ドローンの大半と、通常型シャヘドの大多数を日常的に迎撃していると述べている。

制限の経緯

速度制限は10月14日に始まった。ロシアの一部ドローンを追尾するのに必要な速度が出ず、ウクライナ側のドローンが通信を失い始めたと伝えられている。ゼレンスキー氏は16日にXで、迎撃できない事態が生じたと投稿し、「人々を守る手段を使えなかった。非常に痛ましく、もどかしい」と述べた。またStarlinkは遮断されたのではなく速度を落とされたのであり、ロシア国内への攻撃には使っていないと説明した。

イーロン・マスク氏は当初、Starshieldは米政府が所有・管理しており、速度や利用の制限は米軍と最終的に大統領が決めると主張した。トランプ大統領は自身にもマスク氏にも責任はないとした。しかしWSJは20日、匿名の関係者の話として、制限を指示したのはマスク氏だと報じた。

今後の焦点

水曜にはトランプ氏がマスク氏に電話し、制限の解除を求めたと伝えられる。金曜の時点でも完全復旧していないとの報道があり、トランプ氏は記者に「直ったと聞いているが、そうでなければ彼と話す」と答えた。

WSJによれば、ウクライナは金曜時点でも高速ドローンの試験を続けており、米国から速度低下の理由に関する説明はまだない。SpaceXにコメントを求めているが、回答は得られていない。

タグ:starlinkstarshieldspacexukraineelon musk

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