Tesla、Cybertruckの生産を2027年に終了 Cybercabへ転換
マスクCEOは、テキサス工場でのCybertruck生産を来年縮小・終了すると明らかにした。空いたスペースはロボタクシーCybercabの増産に充てる。

Teslaは、電動ピックアップトラック「Cybertruck」の生産を来年終了する。イーロン・マスクCEOがXで、テキサス州の工場での生産を「wind down(段階的に縮小)」すると認めた。発売から4年足らずでの退場となる。
生産の縮小は来年夏から、テキサスのGigafactoryで始まる。空いた床面積は、ロボタクシー「Cybercab」の増産に使われる。
販売は期待に届かず
Cybertruckは2023年末に発売され、賛否を呼ぶ存在として注目を集めた。発売当初は人気が出たものの関心は薄れ、2019年にコンセプトとして披露された当時にマスク氏やTeslaが描いた販売規模には届かなかった。
Cox Automotiveのデータによると、今年第3四半期の販売は4,323台、1~9月の累計は11,586台だった。Teslaは車種別の販売台数を公表していないが、業界の推計では累計納車はおよそ7万台とされる。Model 3とModel Yが四半期ごとに数十万台規模で売れているのとは大きな差がある。
電動ピックアップ全体も、メーカーの期待通りには伸びていない。FordのF-150 Lightningも、販売不振とコスト増から昨年生産を終えた。
受注停止と値上げ
マスク氏の発表とほぼ同時期に、Teslaはエントリーグレードの「Dual-Motor All-Wheel Drive」の受注を停止した。公式サイトで注文できるのは「Premium」と「Cyberbeast」のみとなった。
残るモデルは値上げされた。Premium AWDは89,990ドルから92,490ドルに、Cyberbeastは99,990ドルから102,490ドルになった。8月にも同様の値上げがあった。
Cybertruckはデザインの評価が分かれたが、ステアバイワイヤと48ボルトの低電圧アーキテクチャーを量産車として世に出した。他社が採用するかどうかは未知数だ。
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