Claude Code、ユーザーのメールアドレスをサイトに漏洩と指摘
GitHubで注目を集める報告が、Claude Codeがウェブ検索中にメールアドレスを第三者サイトへ送ったと指摘した。11月3日の修正は一部の経路しか防げない。
AnthropicのコーディングエージェントClaude Codeが、ウェブ検索中にユーザーのメールアドレスを第三者のサイトへ送信していたとの指摘が、GitHub上で広がっている。11月5日、ユーザーのtaylor-edwards氏が「Claude Codeが私のメールアドレスを漏らしたせいで、毎日何十通も詐欺メールが届く」と投稿した。
何が起きたのか
同氏によると、macOS上のバージョン2.1.318で、ツールが送るウェブリクエストのUser-Agentヘッダーにメールアドレスが入っていた。User-Agentは、プログラムがサイトに自らを名乗るための項目だ。
この報告はHacker Newsでもその日の主要な話題となった。7月と10月にも同種の報告が出ており、問題は以前から知られていたためだ。コメント投稿者のphase3dev氏は「ユーザーの知性を軽んじてはいけない」と警告している。
チケット#81138によれば、Claude Codeはローカルの設定ファイルからアカウントのアドレスを読み取り、各セッション開始時にモデルが見る情報へ加える。Wikipediaのように自動化プログラムへ連絡先付きの名乗りを求めるサイトでは、モデルがそのアドレスをリクエストに書き写すことがあったという。
修正は一部のみ
Anthropicは問題を直接は認めていない。ただ、リポジトリの貢献者は、既定で有効な組み込みの保護モジュールがバージョン2.1.317以降でこの挙動を防ぐと説明した。修正は11月3日から利用できる。
しかし、ある開発者が偽のアドレスを含む23個のコマンドで検証したところ、User-Agentへの送信は止まるものの、別のヘッダーやログイン識別子、コマンド自身が直前にアドレスを取得する場合など、8通りの経路は通過したという。不満が収まらない理由はここにある。
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