Return、独バッテリー貯蔵拡大へ8.35億ユーロの融資を確保
アムステルダム拠点のReturnが、ドイツ銀行とラボバンクが引き受ける8億3500万ユーロのポートフォリオ融資を確保。ドイツで蓄電池事業を拡大する。
アムステルダムに本社を置くエネルギー貯蔵スタートアップのReturnは、8億3500万ユーロのポートフォリオ融資を確保した。融資はDeutsche BankとRabobankが引き受ける。
同社は大規模な蓄電池システムと、エネルギーの柔軟性に関するサービスを手がけている。調達した資金は、ドイツでの事業拡大に充てる。2027年以降、毎年少なくとも1GWの蓄電容量をドイツで設置することを目指している。
背景と意義
大規模蓄電池は、発電量と需要のずれを吸収し、電力網の安定に役立つ。こうした設備は初期投資が大きく、資金調達が事業拡大の鍵となる。欧州の大手銀行2行が引き受けた今回の融資は、この分野への金融機関の関心の高さを示すものといえる。
ポートフォリオ融資は、複数の案件をまとめて資金手当てできる点が特徴だ。ただし、融資条件や個別案件の詳細は現時点で明らかになっていない。
今後は、2027年からの年間1GW設置という目標をどのように実現していくかが焦点となる。
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