iD Fresh Food、FY26売上高27.7%増の870クロールルピー
ベンガルールのiD Fresh Foodは、FY26の営業収益が27.7%増の870クロールルピーとなり黒字を維持した。調理済み食品の需要が追い風だ。
インド・ベンガルールを拠点とするiD Fresh Foodの2025/26年度(FY26)の営業収益が、前年度の681クロールルピーから27.7%増の870クロールルピーに拡大した。連結財務諸表によると、同社は黒字を維持し、特別項目前の利益は約3倍に急増した。
家庭の台所に広がる調理済み食品
インドでは、手作りの食事を諦めずに手間を省きたい消費者が増え、すぐに調理できる食品が家庭に定着しつつある。同社はこうした嗜好の変化を軸に事業を築いてきた。
主力は、イドリやドーサの生地(バッター)、パラタなどの調理用食品の製造だ。加えて、食品の取引も手がけている。営業収益に他の収益を加えた総収益は、900クロールルピーに迫る水準となった。
成長と黒字の両立
約28%の増収を達成しながら黒字を保った点は、食品分野のスタートアップにとって重要な意味を持つ。拡大を優先して赤字が続く企業も少なくないなか、同社の決算は、家庭の味に近い手軽な食品への需要が底堅いことを示している。今後の事業計画については、現時点で明らかになっていない。
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