世界スマホ出荷、第3四半期は10年ぶり低水準 SamsungとApple堅調
Omdiaによると、2026年第3四半期の世界スマホ出荷は前年比20%減の2億5470万台。第3四半期としては2013年以来の低さとなった。

調査会社Omdiaの最新リポートによると、2026年第3四半期の世界スマートフォン出荷台数は前年同期比20%減の2億5470万台となった。第3四半期としては2013年以来の低水準で、市場は約10年で最も厳しい四半期を迎えた。
主要メーカーはいずれも需要減の影響を受けたが、SamsungとAppleは相対的に健闘し、中国の大手ブランドを上回った。
SamsungとAppleは踏みとどまる
Samsungは5780万台を出荷して首位を維持した。減少幅は前年同期比5%にとどまった。低価格・中価格帯のGalaxy Aシリーズがシェアを支え、9月に発売した折りたたみ式のGalaxy Z8シリーズも、下取りや買い替えプログラムを追い風に販売を押し上げた。
Appleは5650万台で2位となり、出荷は前年並みだった。iPhone 17の需要が続いたほか、価格上昇を見越して流通チャネルが早めに在庫を確保したことが寄与した。中国と北米の堅調な需要が、新興国の販売不振を補った。
中国勢は大幅減
中国メーカーの落ち込みは大きい。3位のXiaomiは3070万台で29%減。中国とインドで大きく減少した。Oppo(RealmeとOnePlusを含む)は39%減の2340万台、Vivoは33%減の1930万台だった。
アナリストは、価格上昇が新興国市場を直撃したと指摘する。新興国は最近までスマホ市場の成長を牽引してきた。加えて、サプライヤーが在庫の購入に慎重になったことも販売減につながった。
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