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Juicyway、アフリカ向けトークン化取引所を計画

Juicywayは、ナイジェリアSECから原則承認を得たとし、アフリカの資産と世界の投資家をつなぐブロックチェーン型取引所を構築すると発表した。

Juicyway founder Ife Johnson speaking on stage at the Moonshot conference in Lagos about a blockchain-based African exchange.
画像: TechCabal

越境決済企業のJuicywayは、アフリカの資産と世界の投資家をつなぐプラットフォームを構築している。創業者兼CEOのIfe Johnson氏が、ラゴスで開かれたTechCabalのイベント「Moonshot」で明らかにした。決済の高速化だけでは、大陸の資金調達の課題は解決しないと主張している。

Johnson氏が示したのは「People's Exchange」構想だ。資産や証券をブロックチェーン上の記録にするトークン化を使い、企業が複数の市場をまたいで資金を調達できるようにする。同氏によると、Juicywayはこの取引所を構築することについて、ナイジェリア証券取引委員会(SEC)から原則承認を受けた。

流動性の確保が最初の課題

決済の指示はソフトウェアで数秒で送れるが、実際の支払いには適切な国に適切な通貨の資金が必要になる。Johnson氏は「取引の約95%で決済処理が必要だ」と述べた。取引所はまずこの流動性の資金手当てに注力し、その後、住宅ローン、売掛債権、エネルギー、コモディティ、非公開企業の持ち分などに用途を広げる考えだ。

背景には市場の細分化がある。アフリカ開発銀行の2025年貿易金融報告書によると、2024年の貿易金融の未充足需要は740億920億ドルだった。OECDの「Africa Capital Markets Report 2025」では、アフリカ企業が20002024年に現地の株式市場で調達した資金は約2,200億ドルで、世界全体の1%にとどまる。

実現への課題

Johnson氏は投資をトークン化して構造化し、保有者を記録し、国境を越えて販売する構想を示した。資金の移動と決済にはステーブルコインを使う。「アフリカに29の取引所は要らない。すべてをつなぐ一つの市場が必要だ」と語った。

ただし、共通の技術基盤だけでは足りない。投資家には、裏付け資産、所有権、償還や持ち分売却の方法への信頼が求められる。Johnson氏は長期のプロジェクトだと位置づけ、息子の世代が「市場の不在に野心を阻まれない」環境を受け継げるようにしたいと述べた。

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