S3NS、Premi3nsにマネージドAIサービス MistralとGoogleのモデル対応
ThalesとGoogle Cloudの合弁S3NSは、早期アクセス後にPremi3nsの全顧客へAIモデルの展開・推論を管理型で提供し始めた。

ThalesとGoogle Cloudの合弁会社S3NSは11月5日、認定クラウドサービス「Premi3ns」にAIサービスの層を追加したと発表した。モデルの展開(デプロイ)と推論をマネージドで行う機能を、早期アクセスプログラムを経て全顧客に開放したという。
これまでは早期アクセスの参加者に限られていた機能で、今回から一般の顧客も利用できる。提供されるAIモデルには、フランスのMistralとGoogleのモデルが含まれる。
「信頼できるクラウド」の拡充
S3NSはフランスの産業大手Thalesが過半を支配する企業で、Google Cloudの技術を組み合わせたクラウドを提供している。仏語圏では「cloud de confiance(信頼できるクラウド)」と呼ばれる分野に位置づけられる。今回のAI機能の追加により、Premi3nsは基盤インフラの提供にとどまらず、同じ環境でAIモデルを運用できるようになる。
マネージド型では、モデルを動かし利用可能な状態に保つ運用の負担をプラットフォーム側が担う。企業や組織は、自前で一から環境を整えなくても生成AIの活用を進めやすくなる。
今後の焦点
現時点で、対応モデルの詳細な一覧や料金、今後の提供計画は明らかになっていない。確かなのは、Premi3nsの顧客がMistralとGoogleのモデルを管理型で展開し、推論に利用できる段階に入ったという点だ。
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