OpenAI、Anthropic出身のCat Wu氏を中核プロダクト責任者に起用
OpenAIはClaude Codeの開発に携わった元Anthropic幹部のCat Wu氏を迎え、中核プロダクト管理を任せる。AI人材とエージェント開発の競争が激しさを増している。

OpenAIは、Anthropicの元幹部Cat Wu氏が入社し、中核プロダクト管理のチームを率いると発表した。AI各社の間で、高度なツールを開発できる人材の獲得競争が強まっていることを示す動きだ。
Wu氏は2026年11月3日にAnthropic退社を明らかにし、2日後の5日にX上で新たな役職を公表した。プロダクト管理チームと共に次世代のAIツールを作ることへの意気込みを語っている。OpenAIについては、AIを大規模に展開できると証明し、10億人以上にツールを届けてきた点や、実用的な製品に注力している点を評価した。OpenAI社長で共同創業者のグレッグ・ブロックマン氏と、中核プロダクトを統括するティボ・ソティオ氏が歓迎の意を示した。
Claude Codeでの実績
Wu氏はAnthropicで2年間働き、Claude Codeの開発に貢献した。同ツールは小規模な社内プロジェクトとして始まり、AI支援プログラミングの主要ツールの一つに成長した。Claude Codeで強化学習の環境を構築し、数十時間にわたり指示を出し続け、コードを手書きしなかった事例でも知られる。退社時には、Claude CodeやCoworkなどの製品に意見を寄せたチームやユーザーに謝意を示した。
エージェント強化を進めるOpenAI
OpenAIは、AIエージェントが直接の指示をこなすだけでなく、ユーザーがPCを閉じた後も長時間タスクを続けられるよう機能拡張を進めている。2026年6月には、安全なクラウド実行技術を持つスタートアップOnaの買収計画を発表し、その技術をCodexに統合する方針を示した。Codexの用途は、ソフトウェア開発から調査、分析、タスク自動化へ広がっている。
Wu氏は、個人やチームを支援するエージェントを作りつつ、ユーザーがタスクを制御し、方向づけ、結果を確認できる状態を保つことを目標に掲げた。企業にとっては、エージェントがアクセスできるデータやシステム、実行手順の記録と確認の仕組みが重要な課題になる。
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