Nothing、画面なしのAIネイティブ端末を予告 12月投入へ
NothingのカールペイCEOが、画面を持たないAIネイティブ端末を予告した。名称は「Nothing (R)」の可能性があり、「AI時代のiPhone」を目指すという。

英国のスマートフォンメーカーNothingが、画面を持たないAIネイティブの新型デバイスを予告した。名称は「Nothing (R)」になる可能性がある。カール・ペイCEOが11月4日(水)、Xへの投稿で複数のヒントを示した。発売は12月とされている。
詳細は未公表
ペイ氏の投稿によると、端末にはディスプレイがなく、外観は明らかになっていない。音声で操作するのか、物理的なボタンを使うのかも不明だ。分かっているのは、AIモデルを動かす処理ユニットを搭載するという点だけである。
ペイ氏は「誰も想像したことのない形状かもしれないし、今日の三つのデバイスが一つになったものかもしれない」と述べ、すでに廃れたポケベルの画像を添えた。さらに「AI時代のiPhone」を作りたいとし、まずは生産性に関わる用途を扱い、人々が「本当に物事を成し遂げる」ためのツールを提供すると説明した。
背景と課題
AIの高度化に伴い、iPhone後の世界を構想するスタートアップや企業が増えている。アプリを動かすことより、ユーザーを理解して代わりに行動するAIエージェントが中心になるという考え方だ。ペイ氏も2026年3月の技術カンファレンスで「アプリは消える」との見方を示していた。
一方で課題もある。2年以上前に登場したRabbit R1は、タッチ操作や音声、Webベースのエージェントでタスクをこなす携帯型のAIアシスタントで、ディスプレイも備えていた。しかし否定的なレビュー、限られたアプリ機能、セキュリティ上の欠陥などが重なり、失敗に終わった。Nothingは個性的なスマートフォンやアクセサリーで知られるブランドに成長しており、新端末が同じ轍を避けられるかが焦点となる。
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