mObywatel、2027年から車両登録を完全オンライン化へ
ポーランド政府は2027年から、アプリmObywatelで車両登録を完結できるようにする。ナンバープレートは宅配で届き、欧州初の取り組みとなる。

ポーランドのデジタル化省は、2027年から政府アプリ「mObywatel」で車両登録を完全に電子化すると発表した。自宅から手続きでき、ナンバープレートと車検証は宅配で届く。同省は、欧州で初めてのサービスになると説明している。
副首相兼デジタル化相のクシシュトフ・ガフコフスキ氏は「デジタル化は目的ではなく、市民のためのものだ」と述べ、公共サービスの効率化や安全性の向上、手続きの削減を目標に挙げた。
納税のオンライン決済も拡大
同省によると、すでに305の自治体(グミナ)の住民が、固定資産税やごみ処理手数料をmObywatelで直接支払える。「ePłatności」を導入しているのは全県で300を超える役所・機関だ。ワルシャワ、ウッチ、グダニスクなどの大都市に加え、人口数千人規模の農村部の自治体も含まれる。導入数が最も多いのはルブリン県とポトカルパチェ県で、いずれも50を超える。
ダリウシュ・スタンデルスキ副大臣は、2025年通年の利用は55万回弱、総額約5400万ズウォティだったと説明した。現在は170万件、1億7000万ズウォティ超に達し、対応機関も昨年末の2倍以上になった。今後も対象の自治体や手続きを増やすという。
アプリのデザインも刷新
mObywatelにはカラフルなログイン画面が加わり、「Co nowego(新着情報)」欄も一新された。新機能の案内はストーリー形式で表示される。開発側は、新サービスや書類、機能を見やすくなると説明するが、現時点では利用者にとって見た目の変更にとどまりそうだ。
車両登録や会社設立など役所に行かずに済む大型機能から細かなデザイン変更まで、アプリは改良が続いている。






