Polsat PlusとVodafoneが戦略的提携、AI活用の顧客対応を強化
Polsat Plus GroupとVodafone Groupが戦略的提携を締結。Plusの運営会社Polkomtelは、AIを使った顧客対応などでVodafoneの知見を活用する。

ポーランドの通信大手Polsat Plus Groupは、英Vodafone Groupと戦略的パートナーシップ契約を結んだ。Plusブランドのネットワークを運営するPolkomtelは、Vodafoneが他市場で培った経験や専門知識、実績あるソリューションを利用できるようになる。
調印式はワルシャワの英国大使館で行われ、Jennifer Tyldesley首席公使(副大使)が出席した。
Vodafone Partnersの枠組みで協力
協力は、英グループが各国の地元事業者に知見を共有する「Vodafone Partners」の枠組みで進められる。ネットワーク設計、業務効率、顧客対応などが交流の対象だ。同プログラムは現在、40カ国以上のパートナーと連携している。
AIと法人市場が最初の重点分野
Polkomtelはまず二つの分野で活用する方針だ。一つは顧客対応で、人工知能(AI)を使ったソリューションの開発と業務の自動化を進める。もう一つは法人向けサービス(B2B)で、新たな収益源の獲得を目指す。同社は、こうした取り組みが顧客サービスの質の向上とB2B収入の増加につながるとしている。
Vodafone側もポーランドを重要でダイナミックな通信市場と位置づけ、Polkomtelの国内での強い立場と自社の国際的な経験や規模を組み合わせ、革新を促し、顧客により良い体験を提供できるとコメントした。
資本関係はなし
今回の契約は商業的な協力に限られる。資本投資はなく、VodafoneがPolkomtelの株式を取得することもない。Plusの運営会社は引き続きPolsat Plus Groupの一部である。
また、利用者がすぐにネットワークや料金プランの変化を実感するとは限らない。効果は、Polkomtelが実際にどのソリューションを導入し、Vodafoneの経験をどう生かすかにかかっている。
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