Meta、AIエージェントMuseにリアルタイム音声通話とアバター
MetaのAIエージェント「Muse」に、リアルタイムの音声通話と会話に反応するアニメーションアバターが加わった。現時点では米国のみで利用できる。

Metaは、パーソナルAIエージェント「Muse」にリアルタイムの音声会話機能を追加した。ユーザーは文字を入力せず、話しかけて操作できる。会話の流れに応じて表情を変えるアニメーションアバターも同時に導入された。
機能はスマートフォン、ウェブ、Mac向けのMuseアプリで利用できるが、現時点では米国限定だ。アプリ右上の電話アイコンをタップすると通話が始まる。
割り込みやバックグラウンド処理に対応
通話中はいつでもMuseの発話に割り込むことができ、Museはすぐに応答する。会話を続けながら、散歩中などにMuseがバックグラウンドでタスクを進めることも可能だ。
アバターは会話の調子に合わせて表情やジェスチャーを見せ、ユーザーが話している最中にも反応する。表示は音声のみ、会話の横にアバターを置く、全画面表示の3種類から選べる。性格の異なる数百種類の音声があり、いつでも切り替えられる。Metaは9月のConnectで、速さやアクセントなどを言葉で指定して声を調整できるようにする方針も示していた。用途としては、アイデア出し、旅行計画、就職面接やプレゼンの練習を挙げている。
基盤技術と今後
アバターは、同社の主要AI部門Meta Superintelligence Labsが開発した「Muse Realtime Avatar」で動く。技術は9月のConnectで初公開された。Metaによると、自社の評価者によるテストでは、RunwayやHeyGenのアバターより好まれたという。ただし同社は、すべてのデモがアプリ内のアバターを反映しているわけではないとも説明している。
Museは9月にChatGPTなどに対抗するAIエージェントとして登場した。4月に発表されたモデル群「Muse Spark」で動作し、小売店での買い物、メール送信、Macのアプリ操作がすでに可能だ。今回の機能は、ルイジアナ州のデータセンター「Hyperion」を含む、MetaのAIへの大規模投資の一環でもある。
音声会話は今後、MetaのAIグラスと、Connectで披露されたクリップ式の小型デバイス「Muse Charm」にも対応する予定だが、Metaは両者とも時期を明らかにしていない。
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