MacBook Pro PROLED XDR レビュー:買う理由はタッチでなく有機EL
Apple初のタッチ対応MacBook Proは3,299ユーロから。注目すべきはタッチではなくTandem OLEDだと、数日間のテストで分かった。

Apple初のタッチ対応MacBook Pro「MacBook Pro PROLED XDR」は、タッチ操作ではなく、Tandem OLEDディスプレイと完成度の高さを理由に選ぶべき一台だ。
評価できる点
数日間使って検証した。11月6日発売で、価格は14インチが3,299ユーロから、16インチが3,899ユーロから。Appleのノートとして過去最高の開始価格となる。チップは8カ月前に改訂されたM5 ProとM5 Maxのままだが、プロ向けの性能基準であることに変わりはない。
最大の進化はTandem OLEDだ。深い黒、高い輝度、印象的なコントラストが特長で、今回の本当の革新といえる。ベゼルは細くなり、Dynamic Islandも搭載された。重量はやや軽くなり、持ち運びにも有利だ。トラックパッドは市場最高と評価でき、タッチよりはるかに役立つ。
タッチはあくまで補助
テスト中、99%の場面でトラックパッドとキーボードを使った。最初の1時間は画面がタッチ対応だと忘れていたほどで、macOSにはタッチを促す仕掛けがほとんどない。それでもAppleは調整を加えている。信号ボタンに触れると拡大され、画面下からのスワイプでDock、上からのスワイプでSpotlight/Siri AIが現れる。ウインドウを左右に投げると分割表示になり、長押しは右クリック、右からのスワイプで通知センターが開く。
一方で、2本指ドラッグに対応するアプリでも指では動かない場合があり、iPadOSよりUIが小さいため誤タップも多い。Apple自身、macOSでタッチは優先事項でないとしている。
誰に向くか
高精細なディスプレイと高性能チップを求め、高価格を許容できるプロ向けの製品だ。Appleは新デザインをまず上位機種に採用し、翌年に他モデルへ広げてきたが、2027年にPROLEDが手頃になる保証はない。
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