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Blue Arbor、Ottobock主導で1,050万ドル調達 義肢制御技術

義肢の制御技術を開発する米Blue Arbor Technologiesが、Ottobock主導でシリーズAを完了。1,050万ドルを調達し、RESTOREの試験を進める。

A person using a robotic prosthetic hand controlled through a neuromuscular interface.
画像: BRIDGE

四肢を失った人向けに義肢の制御技術を開発する米Blue Arbor Technologiesは10月28日(現地時間)、シリーズAラウンドで1,050万ドルの調達を完了したと発表した。リード投資家は戦略的パートナーで義肢や神経装具を手がけるOttobockで、評価額は非公表。

資金の使途は3つ

調達資金は、神経筋インターフェース「RESTORE」の実現可能性試験の完了、外部センシングユニット(ESU)版の米国臨床試験に向けたFDAへのIDE(治験用機器免除)申請、そして完全埋め込み型の内部センシングユニット(ISU)版の開発着手に充てる。

同社は2月26日、Ottobockが500万ドルを出資してシリーズAが始まり、戦略提携を結んだと発表していた。Ottobockは主要投資家となり、取締役会に1席を得た。今回の発表はこのラウンドのクローズにあたる。

RESTOREの仕組みと実績

RESTOREは患者の末梢神経系とロボット義肢を直接つなぎ、義手の指・手首・肘を別々に、かつ同時に動かすことを目指す。神経とつながった筋肉に電極を埋め込んで運動信号を取り出し、ワイヤレスのセンシングユニットで処理して、市販のロボット義肢へ複数の関節を動かす指令として送る。

初期の実現可能性試験では、5年以上にわたり安定した高品質の運動信号を取得できたと同社は説明する。安定した信号を取り続けることは、既存の方式や開発中の他方式にとっても根強い課題だという。

昨年12月にはウィーン医科大学で1例目のESU版手技が行われ、患者は数日のうちにOttobockの義手でシステムを機能的に使えるようになった。同大学では2例目の手技にも成功している。

RESTOREはFDAのブレークスルーデバイス指定を受け、TAPパイロットにも採択された。NIHのUG3助成金によるミシガン大学主導の臨床研究にも選ばれ、体表電極と埋め込み型電極の有効性を比較する。ただし現時点では治験機器で、FDAを含むどの規制当局からも商用販売の承認は得ていない。

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タグ:blue arbor technologiesottobockseries aprostheticsrestoreneural interface

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