モロッコのABA Life、Admaiusから4000万ドル調達
モロッコのヘルステック企業ABA Lifeが、汎アフリカ系PEのAdmaius Capital Partnersと4000万ドルの投資契約を結んだ。AI医療基盤の拡大に充てる。

モロッコのヘルステック企業ABA Lifeは、汎アフリカ系プライベートエクイティのAdmaius Capital Partnersと、4000万ドルの投資契約を結んだ。通常のクロージング条件と、モロッコ競争評議会の承認が前提となる。
ABA Lifeは2021年に設立され、モハメド・ベヌーダ氏が創業・会長を務めるABA Technologyのヘルスケア部門にあたる。人工知能、医療技術、遠隔診療、接続型の医療インフラ、臨床サービスを組み合わせたソリューションを開発・運営している。同社によると、公的機関や財団と連携して医療プログラムを提供する統合型の事業モデルで、すでに黒字化しているという。
資金の使い道は3点
調達資金は主に三つの分野に充てる。第一に、Mediot AIプラットフォームや臨床インテリジェンスを軸とする「AI for Sovereign Health」プログラムの加速。第二に、医療技術とサービスの大規模な展開。第三に、海外市場への進出である。
同社は、AIと医療イノベーションを組み合わせた次世代のヘルステック基盤を築き、モロッコから次のテック・ユニコーンの一つを目指す方針だ。
ベヌーダ氏は「5年間で、モロッコから大規模展開が可能で収益性のあるヘルスケア技術モデルを築けることを示した。今回の資金は加速と国際化という新たな段階の始まりだ」と述べた。
Admaiusのモロッコ・西アフリカ責任者セリム・エトリキ氏は、医療機器、接続型インフラ、診療運営、独自技術を併せ持つ統合型事業者だと評価した。マネージングパートナーのマーロン・チグウェンデ氏は、意欲的なチーム、実績あるモデル、強い技術基盤を投資の理由に挙げた。
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