Windows 11 27H2、2027年に64ビット基盤を刷新か
MicrosoftはWindows 12ではなくWindows 11 27H2で基盤を刷新し、64ビット性能の向上と外観の更新を図る見通しだ。

Microsoftは2027年に、Windows 12ではなく「Windows 11 27H2」として大規模な更新を投入する見通しだ。報道によると、システム全体を作り替える内容で、64ビット環境での性能向上が柱になる。
25H2や26H2は、すでに組み込まれていた機能を有効化する形で配信された。これに対し27H2は、システム基盤の重要な部分を置き換えるという。性能や内部構造により深い変更を加えられる点が違いだ。
性能改善が中心
Microsoftの技術者は性能を最優先事項に据えているとされる。同社は先日、RAM 8GBのPCでWindows 11が2026年初頭より高速になったと発表した。メモリ管理の最適化により、RAMに余裕がないときにディスクへデータを移す必要が減ったためだ。
同社は、スペックの控えめなPCでもマルチタスクが滑らかに動くよう改善を続ける。27H2では、64ビットアプリの性能を高める命令セット「Intel APX」に対応する可能性もある。実現すれば、主要な新機能の一つになる。
デザインと壁紙も刷新
基盤だけでなく、外観も変わる。27H2では、発売当初から使われてきた壁紙「Bloom」が複数のデザインに置き換わる。家庭向けや企業向けに加え、ゲーマーやクリエイター向けのバリエーションも用意されるという。
6月にはデザイン責任者のMarch Rogers氏がXで、古いダイアログをWinUI 3で書き直していることを明らかにした。ファイルコピーのダイアログなど一部は社内で完成したが、Win32などの従来技術を使うものも残る。WinUI 3版が従来と同等に高速であることの確認が先決だという。
Microsoftはまず現行版の問題を解消し、土台を固める考えで、Windows 12の発表にはまだ踏み出していない。それでも27H2は、24H2に近い規模の重要な更新になるとみられる。
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