Trajectory、Sequoia主導で4500万ドル調達 評価額3億ドル
米AIプラットフォームのTrajectoryが、Sequoia主導で4500万ドルのシリーズAを調達した。Nvidiaも参加し、評価額は3億ドルに達した。

米国のAIプラットフォーム企業Trajectoryは、4500万ドルのシリーズA資金調達を完了した。ラウンドはSequoiaが主導し、Nvidia、Bessemer Venture Partners、Bain Capital Venturesも参加した。企業評価額は3億ドルに達したという。
同社は調達資金を、プラットフォームの開発、AIモデルの継続学習(continual learning)や追加学習の改善、事業拡大に充てるとしている。
専門分野向けにモデルを育てる
TrajectoryはRonak Malde、Michael Elabd、Arjun Karanamの3氏が創業した。企業が自社の業務や用途に合わせてAIモデルを育てられるようにするサービスで、法務や金融といった専門性の高い分野で使われる汎用AIモデルを、特定のタスクでより高精度にすることを狙う。自前の研究チームを構築したり、高額なエンジニアリングコンサルタントに頼ったりせずにモデルを訓練できる点が特徴だ。
仕組みとしては、オープンソースのAIモデルを企業が使うアプリケーションに接続し、モデルの性能に関するフィードバックを収集する。そのフィードバックを使ってモデルを再訓練する。この継続学習により、モデルは過去のタスクやユーザーの評価から学び、特定分野での性能を時間とともに高めていく。
技術的な専門知識のない人でも訓練プロセスを管理できる。例えば法務の担当者は契約書レビューの能力を、金融の専門家は企業価値評価の性能を改善できるという。
プラットフォームはHarvey、Rogo、Decagon、Mercor、Nvidiaなどが利用している。専門性が求められる業務で、AIモデルをより効率的かつ経験豊富に機能させることを目指す。
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