Creandum、過去最大7.5億ドルのFund VIIIを組成
欧州VCのCreandumが過去最大となる7.5億ドルのFund VIIIをクローズした。欧米のシード・シリーズA企業に投資し、AI分野に注力する。

欧州のベンチャーキャピタルCreandumは、同社として過去最大となる「Fund VIII」を7億5000万ドルでクローズしたと発表した。前回のファンドは5億ユーロ(約5億6000万ドル)で、これを上回る規模となる。
シードとシリーズAに照準、AIを重視
新ファンドは、シードおよびシリーズAの創業者を支援するために使われる。資金の半分は新規投資に充て、残りはフォローオンラウンドのために確保する。AI分野への積極的な投資を計画しており、現在のポートフォリオにはLovable、Olix、Modal、Black Forest Labsなどが含まれる。
サンフランシスコ拠点を拡大
同社によると、資金は米欧の複数の機関投資家から集めた。Creandumは2012年からサンフランシスコに拠点を置いており、このたび新たなオフィスを開設した。米国のチームはストックホルム、ロンドン、ベルリンのチームと連携し、大西洋の両側で創業者に単一のパートナーを提供するという。
同社は、米欧間の資金の流れが依然として一方通行に近いと指摘する。過去1年間で欧州のテクノロジー企業への投資の約半分が米国からだった一方、米国市場が欧州から得た資金はごくわずかだった。欧州で米国系ファンドとの競争が強まるなか、Creandumはサンフランシスコでの存在感を高めつつ、欧州の起業家への支援も続ける。
創業者でパートナーのStaffan Helgesson氏は、約25年の活動を経ても最も重要なのは支援する創業者だと述べた。新ファンドは、欧州と米国で最も大胆で志の高い初期段階の創業者を見つけることが目的という。同社はこの姿勢で、Lovable、Spotify、Modal、Black Forest Labs、Rilletなどに関わってきた。
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