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ソリッドステート変圧器、電力網の逼迫緩和に期待

半導体を用いた変圧器がエネルギー損失を減らし、EVやデータセンターの需要急増に電力網が耐える助けになると、研究者や企業は見ている。

Large grid transformer at an electrical substation with power lines against the evening sky.
画像: t3n Magazin

半導体を用いた新型の「ソリッドステート変圧器」が、電力網の負荷を和らげる技術として注目されている。エネルギー損失を減らし、電力網の構成要素を作り替える可能性があるという。

変圧器は電力を長距離で効率よく送るうえで欠かせない大型機器だが、普段はほとんど目に立たない。構造は複雑で製造も難しく、基本設計は約100年にわたってほとんど変わっていない。本来は刷新の余地が大きいが、長らく動きは見られなかった。

需要急増が後押し

状況は変わりつつある。電気自動車(EV)やデータセンターなどで電力需要が増え、世界はその確保に苦慮している。こうした中、研究者や企業が変圧器を根本から見直す方法を探している。

すでに初期の成果も出ている。半導体を活用した新タイプの変圧器は、供給面の逼迫を部分的に和らげ、増え続ける需要の圧力に電力網が耐えられるようにする一助になり得る。

今後の焦点

実用化が進めば、送配電時のエネルギー損失の低減が期待できる。ただ、コストや導入時期、具体的な製品については現時点で明らかになっていない。普及のペースが今後の焦点となる。

タグ:solid-state transformerpower gridsemiconductorsdata centersenergy efficiency

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