
ロシア政府は、デジタル発展省(Минцифры)の権限を拡大する政令案を審議する。政府の報道部門によると、同省に人工知能(AI)技術の導入を調整する役割を与える可能性がある。
省の規程を改正
改正の対象は、同省の規程を定めた2008年6月2日付の政府決定である。案では、同省の機能にAI導入の調整が加わる。政府は11月3日の会合で審議する。
IT住宅ローン向けの予算も議題に
同じ会合では、2026年に予備基金からデジタル発展省へ資金を割り当てる件も扱う。資金はДОМ.РФに補助金として渡され、認定IT企業の社員に提供された優遇住宅ローンの支援費用を補う。金額はまだ明らかになっていない。
優遇IT住宅ローン制度は2022年に始まった。2024年7月に条件が変更され、モスクワとサンクトペテルブルクは対象外となった。借り手の上限金利は年6%である。制度は2024年に2030年まで延長された。国は、借り手向けの優遇金利と市場金利の差額を銀行に補償している。
今後の焦点
政令案が承認されれば、AI導入における同省の役割が正式に位置づけられる。結果は政府会合での判断次第となる。
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