Revolut、評価額1150億ドルに上昇 二次売出しで
Revolutが二次株式売出しで評価額1150億ドルに到達した。2025年11月の750億ドルから約53%の上昇で、銀行事業の拡大が続く。

フィンテック企業Revolutの評価額が、新たな二次株式売出しを経て1150億ドルに達した。2025年11月の前回売出しでは750億ドルだった。約1年で53%上昇した計算になる。
取引を主導したのは、Glade Brook Capital Partners、Coatue、Durable Capital Partners、T. Rowe Price Associates、Baillie Giffordだ。新規の資金調達ラウンドではなく、既存株式が投資家間で売買される二次取引のため、Revolutに新たな資本は入らない。売却された株式の総額は公表されていない。Dealroomのデータでは、1株あたり約2118ドルで取引された。未上場のRevolutにとって、従業員や既存投資家に流動性を提供し、企業価値を見直す機会にもなる。
銀行事業を世界で拡大
Revolutは2015年にNik StoronskyとVlad Yatsenkoが創業した。送金アプリから出発し、現在は40カ国以上で8000万人超の個人ユーザーを抱える総合金融プラットフォームに成長した。2026年には英国、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドで銀行業務を開始し、フランス、コロンビア、アルゼンチンでも銀行免許を取得した。
米国では通貨監督庁(OCC)から、national bank設立の条件付き承認を得ている。最終的な規制当局の承認が得られれば、米国の銀行は2027年上半期に営業を始める計画だ。
2025年の売上高は46%増の60億ドル、税引前利益は57%増の23億ドルで、税引前利益率は38%だった。法人向けのRevolut Businessは粗利益の約20%を占め、顧客は80万社超。2027年までに100万社を目指す。
上場時期は2028年以降か
評価額の上昇で、上場の可能性も改めて注目される。CEOのStoronsky氏はニューヨークとロンドンでの二重上場を検討し、主たる上場先に米国を好む姿勢を示していた。ただし、2028年より前の上場は見込まれていない。
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