Rently、January Capitalから1200万ドルの融資枠を確保
シンガポールのプロップテックRentlyが、January Capitalから1200万ドルの成長向け融資枠を獲得。UAEなどで家賃分割払いを拡大する。

シンガポール拠点のプロップテック企業Rentlyは、January Capitalから1200万ドルの成長向け融資枠(グロースクレジット)を確保した。シンガポール、香港、UAEでの家賃決済サービスの拡大と、新市場への進出に充てる。
Rentlyは、入居者が家賃を分割で支払い、リワードを獲得し、支払いスケジュールを管理できるプラットフォームだ。UAEでは「Rent Now Pay Later」を提供し、入居者は月払いで家賃を支払える。家主には予定どおりの支払いが行われる。
UAEで取引が5倍超に
同社によると、UAEで処理した賃貸契約は1億AED超。取引額は前年比で5倍以上に伸びた。3市場合計の年換算家賃取扱高は5000万ドルを超え、利用する入居者は2400人以上という。
ドバイでは2025年に約120万件の賃貸契約が登録されたが、1〜4回の小切手で年間家賃を前払いする例が多い。2026年6月にはドバイ土地局が、月払いを可能にする「Flexi Rent」を始めている。
Shiv Mahajan CEOは「家賃は最大の支払いなのに最も柔軟性が低い」と述べ、今後12カ月で対象入居者数を3倍にする目標を示した。
次はシリーズA
融資枠は、家賃取引の資金手当て、顧客獲得、地域拡大に使われる。株式を希薄化しないため、自己資本は新商品や技術、新市場の開拓に振り向けられるとしている。
Rentlyは1000万〜1500万ドル規模のシリーズA調達を準備しており、2027年以降に新製品の開発と市場拡大を進める計画だ。過去にはHustle FundなどからプレシリーズAで300万ドルを調達している。
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