ポーランドで商品サブスク拡大、2026年上期の定期注文10.4%増
Juoの報告書で、ポーランド人の61%が物販サブスクを利用。調査対象の小売業者では売上の34.5%を占めた。

ポーランドで、日用品を定期購入する「物販サブスクリプション」が広がっている。JuoがMastercardとPayUの協力を得てまとめた報告書「Subskrypcje produktów fizycznych w Polsce 2026」によると、18〜60歳のポーランド人の61%が、定期的または時々、物販サブスクを利用している。うち44%は定期的に利用すると答えた。サービスと商品を合わせて、何らかのサブスクを使う人は95%に上る。
2026年上期の定期注文数は前年同期比10.4%増えた。分析対象店舗の全注文数の伸びは4.1%で、定期注文が上回った。サブスク売上は対象小売業者の総売上の平均34.5%を占め、平均継続期間は187日だった。
人気カテゴリーと支出
最も利用されているのは食料品で、50%が利用している。次いでコーヒー(29%)、サプリメント・ビタミン(26%)、ペットフード(24%)、化粧品・ビューティーボックス(22%)が続く。利点として78%が利便性と自動化を挙げた。
2026年上期の顧客1人当たり平均支出は604ズウォティ。1回の定期注文の平均額はペットフードが281.56ズウォティ、健康・サプリが266.72ズウォティ、食品・飲料が142.01ズウォティ、化粧品が119.16ズウォティだった。
課題は継続率とコントロール
終了したサブスクの59%は、注文が1回だけで終わっていた。利用者は管理も求めており、67%が支払い前のリマインド、66%が自動更新前の通知、63%が解約の簡素化を望む。62%は支払いや配送頻度の柔軟な変更が役立つとした。解約理由は在庫過多が最多で、化粧品41%、食品・飲料40%、サプリ36%だった。
今後は定期決済とAIエージェントが市場を押し上げる可能性があるという。Mastercardのダリア・アウグシチク氏は、利用者がエージェントの権限範囲を自ら決め、判断を変更できることが前提だと述べた。また、サブスク利用者の5人に1人が決済トラブルを経験しており、取引の信頼性が成長の鍵となる。
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