Genspark、社内知識をAIが整理する「TeamBrain」提供開始
Gensparkは企業内の資料やメールをAIが整理するナレッジ基盤「TeamBrain」の提供を開始。KDDI Biz Edgeと提携し中堅・中小企業へ展開する。

Gensparkは、企業内に分散する資料やメール、議事録などをAIが自動で整理し、AIエージェントが共通して参照できるナレッジ基盤「TeamBrain」の提供を開始した。対象はエンタープライズプランの利用企業。あわせてKDDI Biz Edgeと戦略的パートナーシップを結び、国内の中堅・中小企業へのAI導入を進める。
整理はAIに任せる
企業では業務の知識やノウハウが複数の担当者やシステムに散らばっており、AI導入前の整理に半年から1年かかる例もあったという。TeamBrainはメールやチャット、議事録、各種SaaSを接続するだけで、AIが内容を読み取って分類・構造化する。事前のタグ付けやルール設定は不要で、日々生まれる情報も取り込む。
蓄積した知識は検索にとどまらず、資料やマニュアルの作成、業務ルールとの整合性確認、監査前のシミュレーションに使える。資料間に矛盾があればAIが検出し、人に判断を求める。
管理画面ではアクセス権限を細かく設定でき、利用者やAIエージェントが見られる情報、データやフォルダ、利用するAIモデルを制限できる。認証基盤との連携にも対応し、業務データは端末ではなくクラウド側で管理する。共有範囲や内容の管理は企業側が担う。
「Mobile Work AI」でスマホから業務
KDDI Biz Edgeは全国の中堅・中小企業に対し、Gensparkの販売から導入、定着までを支援する。両社が掲げる「Mobile Work AI」は、パソコンを開かずにスマートフォンから音声やチャットでAIエージェントに指示し、日報や見積もり、報告書の作成・共有までを進める働き方だ。Gensparkのモバイルアプリに加え、LINE WORKS、Slack、Google Chat、Microsoft Teamsでの利用も想定する。
KDDI Biz Edgeの落合孝之社長は、人手不足に加えAIを運用できる人材も足りないと説明した。取り組みは2027年1月に始まり、営業、建設、不動産、介護、物流などの業種別ソリューションを共同開発する。
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