Future Secure AI、評価額12億ドルで8000万ドルを調達
シドニー発のFuture Secure AIが、評価額12億米ドルで8000万米ドルを調達した。大企業向けAI同僚の海外展開を加速する。

シドニー発のスタートアップFuture Secure AIは、評価額12億米ドル(約17億豪ドル)で8000万米ドルを調達した。資金は転換社債(コンバーティブルノート)の形で、Square Peg、Yarra Capital Management、Macquarie Asset Management、Firetrailが出資した。2025年6月の前回調達に続く3回目の資金調達となる。設立から3年のスタートアップが、評価額10億米ドルを超える水準に達した形だ。
大企業向けの「AI同僚」
同社は2023年創業で、大企業向けに「AIコワーカー(AI同僚)」を開発している。投資銀行、コンサルティング、医療、法務など、複雑な業務が多い分野を対象とする。複数のAIエージェントでチームを組み、各エージェントに名前と顔を持たせ、人間の監督者が全体を統括する仕組みだ。
共同CEOのBaghai氏とHunter氏は、今回の資金でこの手法をより多くの海外顧客に広げるとしている。本社は現在、米テキサス州オースティンにあり、シドニー、メルボルン、ニューヨーク、シカゴ、トロント、サンパウロにも拠点を置く。
今後の見通し
同社は2026年末までに年間経常収益(ARR)が1億米ドルに迫ると見込んでいる。また2027年後半にはオーストラリア証券取引所(ASX)への上場も計画しており、数カ月以内に投資銀行を選定する見通しだ。
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