ポーランドでFreenowの名称が消滅、Lyftに統一へ
Lyftは2027年第1四半期からポーランドでFreenowのブランドをLyftに置き換える。Uberとの競争が同国にも広がり、中小15〜20都市への進出も狙う。

配車サービスのLyftは、ポーランドで展開する「Freenow」のブランドを段階的にLyftへ切り替える。切り替えは2027年第1四半期に始まる見通しだ。
Freenow by Lyftのポーランド担当マネージングディレクター、クシシュトフ・ウルバン氏が、現地紙「Rzeczpospolita」の取材に答えた。同氏は「最終的には単一のグローバルブランドであるLyftに向かう」と述べた。移行は一夜で進むわけではないが、Freenowのロゴと名称はポーランドを走る車両から姿を消すという。
当面は2つのアプリが併存
一定期間は2つのアプリが並行して動き、利用者は自由に配車を依頼できる。来年は利用者にLyftアプリへの乗り換えを促す方針だ。同氏は、ポーランドと欧州の顧客に新ブランドに慣れてもらうことが狙いだと説明した。ワルシャワでもバルセロナでもニューヨークでも、1つの統合されたエコシステムで移動できるようにしたいという。
中小都市へ拡大、Uberと直接競合
Lyftは大都市での地位を固めるとともに、さらに15〜20の中小都市に進出する考えだ。ポーランドでの配車件数を2倍にすることが目標とされる。同氏によると、同国の配車件数は年5〜10%のペースで増えており、移動需要の拡大と所得の上昇が背景にある。アプリ配車は価格面で手が届きやすい手段となり、通勤や夜の外出、空港への移動など日常の足として使われているという。
Lyftは米国市場でUberと競ってきた。これまでポーランドで利用できたのはUberだった。LyftがFreenowを買収したのは2025年で、当時は旧名称を廃止する話は出ていなかった。しかし今回、ブランドを一本化する方針が示され、米国で続くライバル関係がポーランド市場にも持ち込まれる形になる。
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