Cadillac、欧州でSuper Cruise発売 時速130kmまでハンズフリー
Cadillacは2026年12月中旬から欧州でSuper Cruiseを提供する。16カ国・18万km超の高速道路で時速130kmまで手放し運転が可能で、3年間は料金込みだ。

米Cadillacは、ハンズフリー運転支援システム「Super Cruise」を欧州で発売すると発表した。11月5日開幕のAuto Zürichで披露しており、提供開始は2026年12月中旬からとなる。
対象はフランス、ドイツ、スイスなど16カ国、18万km超の高速道路や自動車専用道路で、時速130kmまでステアリングから手を離せる。操舵、加速、減速を制御し、前走車との車間距離を保ち、自動で車線変更も行う。
レベル2、カメラで監視
FordやBMWの同種システムと同じくレベル2で、運転の責任はドライバーにある。カメラがドライバーの注意を監視する。作動可能な区間はLiDARで測量した地図で判断し、Google Mapsのナビには経路のうち対応する区間が表示される。
対象車種は2025年モデル以降のOptiq、2026年モデル以降のLyriq、そしてVistiq。納車済みの車両は、Cadillacのサービスパートナーでソフトウェア更新を受ける必要がある。
3年間は料金込み
Cadillacは初回登録から3年間、Super Cruiseを料金に含める。納車済みの車は更新の適用時点から3年となる。比較すると、FordのBlueCruiseは90日間の無料体験後、月24.99ユーロまたは年280ユーロで、3年間で約800ユーロに達する。BMWはiX3のHighway Assistantを注文時に1,100ユーロで販売し、利用期間は4年間だ。3年経過後、Cadillacはサブスクリプションとコネクテッドサービスの料金を求めるが、価格は未公表である。
機能面では競合を上回らない。Super Cruiseは高速道路専用だが、BMWは2027年にナビ連動の市街地支援をまずドイツで導入すると発表した。MercedesもMB.Drive Assist Proを2027年にドイツで展開する計画だ。
販売面の課題も大きい。AAA Dataによると、2026年1〜10月のフランスでのCadillac登録台数はわずか14台。Optiqは6万1,000ユーロからで航続距離は425kmとなっている。
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