BYD Denza B8、車輪止めを付けたまま3輪走行で走り去る
中国で深緑のDenza B8が、車輪止めの付いた左前輪を持ち上げて走り去る姿が目撃された。BYDの油圧サスペンション「DiSus-P Ultra」による機能だ。

中国の路上で、深緑色のBYD「Denza B8」が3輪で走る様子が目撃された。路上駐車の状態から左前輪だけを浮かせて発進したが、その車輪には駐車違反の車輪止めが付いたままだった。
この車がどこへ向かったのかは分かっていない。どこかでタイヤを交換したか、車輪止めを切断したのか、あるいは罰金を払いに行ったのかもしれないが、確かな情報はない。
DiSus-P Ultraの仕組み
可能にしたのは、BYDが開発した完全アクティブ式の油圧サスペンション「DiSus-P Ultra」だ。車高を油圧で調節でき、4輪のうち1輪を持ち上げた3輪走行もできる。高速走行時は車高を下げて安定させ、オフロードでは上げて底面を岩などで擦るリスクを減らせる。
衝撃吸収にも役立ち、デコボコ道を歩くように昇り降りしたり、砂にはまった際に脱出したりする使い方も可能という。牽引時は力を自動で制御し、タイヤ交換もジャッキなしで行える。
3輪走行には条件も
ただし3輪走行ができるのは、中国仕様の特別版「Flash Charge Edition」のみ。上下に最大30cm動かせる。このモードでは最高時速が15kmに制限されるため、今回のドライバーは低速で走り続け、周囲の視線を集めたはずだ。
BYD系の電動スーパーカー「YANGWANG U9」にも「DiSus-X」が搭載され、高速走行中にジャンプする映像が公開されたことがある。今回の事例は、その技術の意外な使い道を示した形だが、違反から逃れるための利用は当然認められない。
タグ:byddenza b8disus-p ultraactive suspensionev
同じ日のニュース
すべて見る →関連カテゴリ: 自動車
すべて見る →
自動車2026/11/01
VW、EVは内燃機関車より利益が低いと認める

自動車2026/11/01
韓国警察、Tesla車オーナー80人を捜査 FSD制限の不正回避疑い

自動車2026/11/01
インドの電動二輪登録、10月は前月比2.9%増の21.5万台

自動車2026/10/31



