Banque Populaire等、カード決済の二重引き落としに注意喚起
BPCEは、他の仏銀行で起きた障害の影響で、Banque PopulaireとCaisse d'Épargneの一部顧客でカード決済が二重に引き落とされる恐れがあると発表した。

フランスの金融グループBPCEは10月29日、傘下のBanque PopulaireとCaisse d'Épargneの一部顧客に対し、カード決済が二重に引き落とされる恐れがあると注意を呼びかけた。
顧客のバンキングアプリには「他のフランスの銀行で起きた障害により、一部のカード決済が二重に引き落とされる可能性がある。現在、是正作業を進めている」という趣旨のメッセージが表示されている。BPCEは障害の原因が別の銀行にあると認めたが、銀行名や詳しい原因は明らかにしていない。
影響は限定的とBPCE
同グループによると、影響を受ける顧客は非常に少なく、問題は早期に解消される見通しだ。ある銀行窓口の担当者は、取引履歴に決済が二重に表示されるだけで、実際には二重に引き落とされない可能性があると説明している。ただしBPCEはこの点を公式には確認しておらず、メッセージ自体は「二重引き落とし」と記している。
カード決済以外にも、振込がうまくいかないとの報告が複数ある。ある情報筋は、振込や一部のオンライン決済の承認に使われる認証システム「Sécur'Pass」の不具合が原因の可能性を指摘する。Caisse d'Épargneの顧客の1人は、即時振込が自行では処理されたものの、受取人の口座に反映されなかったと話している。
1月にも類似の問題
2026年1月にも、Banque Populaire、Caisse d'Épargne、BoursoBank、Crédit Coopératifの顧客の口座で誤った決済が確認された。原因はCrédit Mutuel Arkéa傘下の決済会社Monextで、同社は1月30日の声明で、2023年から2025年に計上済みの取引が技術的な問題で重複処理されたと説明していた。今回の障害が同じ原因だと示す材料は現時点でない。
是正が完了するまで、顧客は取引明細をこまめに確認し、身に覚えのない引き落としがあれば銀行に連絡するよう求められている。
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