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Anthropic、Claudeを創薬6組織で検証 抗体3.5万種を生成

Anthropicは創薬6組織とのClaude活用結果を公表した。1カ月で抗体3万5000種を生成し、書類確認時間は89%減った。多くは前臨床段階だ。

A researcher in a laboratory examines molecular data on a screen next to automated lab equipment.
画像: Хабр

Anthropicは、創薬に取り組む6組織と数カ月にわたりClaudeを活用した成果を公表した。対象はBigHat Biosciences、Bristol Myers Squibb、Divergence Labs、Enveda、Generate Biomedicines、The Column Groupだ。並行して、小児の希少な筋ジストロフィーを対象とした自社プログラムも始めた。

報告の主張は、創薬のボトルネックは工程全体に散らばっており、モデルがほぼ全段階に関わることで効果が出る、というものだ。Anthropicはこの結果を受け、モデルの具体的な改善項目に優先順位をつけたという。

パートナーごとの成果

Divergence Labsは食物アレルギー薬を狙い、ClaudeがほぼAI自律で約1カ月に約3万5000種の抗体を生成した。初期試験ではIgEに結合するものが3種、IgEを引き離せるものが20種見つかり、うち3種は標準薬より良好に見えた。

Generate Biomedicinesでは、科学者6人がClaude Codeで治療用遺伝子配列の一部の新案を作った。1案は標準より約70%短く、実験室試験で免疫細胞が作る受容体は約10倍に増えた。BigHat Biosciencesは自動化ラボと連携し、約10週間で約1010種を作製・試験した。最良の候補は標的への結合が10倍超強く、18℃高い温度でも溶液中で安定、凝集速度は100分の1以下の例もあった。Envedaは1061ページの書類で、審査担当が見つけた11件をすべて検出し、見落とし7件も追加した。確認時間は25時間超から3時間未満へ、89%短縮された。

限界と今後

BigHatでは標準的な指標が誤解を招き、Claudeと研究者が生データを再計算して指標と試験手順を改めた。規制文書の初稿には誤りがあり、人の確認で見つかった。また成果は主に前臨床で、ヒトでの試験はほとんど行われていない。

最も進んだ自社案件は、Anthropicが取得した1人体制の企業Mithril Medicineだ。創業者のCody Tranbargerは契約や物流、外部ラボ11カ所との調整をClaudeに任せ、18カ月未満でマウスでの有望な結果に到達した。候補が確認されれば、2028年末までにヒト臨床試験の準備が整う可能性がある。価格や無料提供については報告に記載がない。Anthropicは今後、Claude Science、研究者向けクレジット、信頼できる組織向けの認証プログラムも展開する。

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