Valve、Steamのゲーム審査を最大12日に延長
ValveはSteamのゲーム審査期間が最大12日になったと認めた。AI活用作品を含む申請急増で、インディー開発者の発売計画に影響が出ている。

Valveは、Steamでのゲーム審査期間を最大12日に延ばしたことを認めた。ストアページやビルドの審査申請がここ数カ月で大幅に増えたためだと説明している。
インディー開発者から不満の声
「Grand Theft Auto VI」や「World of Warcraft: Forever」の発売を前に、独立系開発者は早期の公開を急いでいる。だが、審査に以前より時間がかかるとの投稿がSNSで相次いだ。通常、Valveは申請から3〜5日で判断し、問題があれば開発者に連絡する。修正後の確認にさらに数日かかり、すべて解決した時点で公開となる。「Ashen Legacy」「Caravan Carnage: Fruity Road」「Lacey's Flash Games」「Wheel Make It」の開発者は、少なくとも2週間待ったと報告している。
イタリアの9人規模のスタジオ、Studio Daimonのアルフレッド・カモン氏によると、「Food Devils」は11月3日に発売予定で、10月12日に審査を申請していた。10月24日にサポートへ問い合わせると、2日後にValveから性的コンテンツへの懸念が示され、同氏はすぐ対応した。しかし7日後も返答はなかったという。以前なら2〜3日で解決していたと話す。Steamの支払いは1カ月遅れのため、年内の売上が必要だとしている。
Valveの対応と背景
Valveは、開発者に対し、Steam経由でゲームを5分以上起動し、必要なコンポーネント、実績、クラウドセーブ、ストアページに記載した機能が正しく動くか確認するよう求めている。従来どおり、公開希望日の7営業日前までに審査へ提出することも推奨する。増加した負荷に合わせ、社内プロセスも調整中という。
2026年1月から10月中旬までのSteam新作数は、2025年通年を上回った。10月だけで約4,000本が登場し、その半数近くが開発でのAI使用を開示している。先月末にValveは、開発者に使用ツールを指示したくないとしつつ、低品質なAIゲーム対策に「相当数の人員」を充てたと述べていた。
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