OpenAI、ChatGPTのChatとWorkを統合へ 利用上限はCodexと共有
OpenAIはChatとWorkを統合した体験を試験導入する。2026年12月からPlus、Pro、BusinessでChatGPTとCodexの利用枠が共有される。

OpenAIは、ChatGPTの「Chat」と「Work」を一つにまとめた体験を、今後数週間で試験的に導入すると発表した。同社のメールによると、当初は限られたユーザーが対象で、その後に拡大する予定だ。あわせて、2026年12月からPlus、Pro、Businessの各プランでChatGPTとCodexが利用枠を共有する。ただしCodexはデスクトップアプリ内で独立した体験として残る。
上限の仕組みが変わる
これまでWorkとCodexは利用枠を共有する一方、通常のChatのモデルには別の上限があった。そのため、ChatGPTがWorkへの移行を提案しても、Chatにとどまれば共有枠を消費せずに済んだ。
今回の変更後は、新しい利用枠に含まれるモデルを使った処理は、Chatで続けても同じ枠から差し引かれる。OpenAIによると、すべてのリクエストが同じ重みになるわけではなく、高度なモデルや複雑な処理ほど多く消費する傾向がある。ただし、プランごとの具体的な利用量や、個別のタスクの消費量はまだ示されていない。
「無制限」の注意点
同社は、プランにはInstantが新しい利用枠を消費せずに含まれると説明している。一方で、同社の文書には不正利用への制限や特定機能の上限があり、一般向けの明確な基準は公表されていない。Instantは日常的な用途には向くが、高度な推論モデルや自律的な作業ツールと同じ能力とは限らない。
OpenAIは、ほとんどのユーザーで利用枠の回復を待つ頻度が増えないと見込むが、根拠や比較数値は示していない。10月29日には一部のProとBusiness PremiumでWorkとCodexの枠を拡大したが、Plusには同等の拡充は発表されていない。
今後の焦点
残りの利用枠とリセット日は「設定→利用状況」で確認できる。枠を使い切った場合は、待つ、プランを変更する、対応機能向けにクレジットを購入するといった選択肢がある。実際の影響は、契約者が新条件で使い始めてから明らかになる。なおOpenAIのGreg Brockman社長は5月、2026年に計算資源へ500億ドルを支出する見通しを示したが、今回の方針がその支出に直結するとは確認されていない。
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