HYPE、欧州ディーラー網と超高級キャンパーを計画
ポーランドの家族経営HYPEが新工場棟を建設し、欧州のディーラー網を準備。超高級インテグレーテッド型は2027年第2四半期に生産開始予定だ。

ポーランドのルムンキ・スキェンプスキェでキャンピングカーを製造する家族経営のHYPEが、海外販売の拡大と欧州ディーラー網の構築に乗り出す。アンナ・カフチンスカ社長によると、超高級クラスのインテグレーテッド型キャンパーは2027年第2四半期に生産を始める計画だ。
調達資金の使い道
同社は株式発行で得た資金を3つに配分した。最大の80万ズウォティは、ほぼ完成している新生産棟の建設と設備に充てる。60万ズウォティは超高級インテグレーテッド型の立ち上げ、残る70万ズウォティは運転資金とする。複数案件を同時に進められるようにし、納車までの待ち時間を短縮する狙いだ。新モデルの受注開始は2027年秋を予定している。
強みはカスタマイズ
HYPEの強みは個別仕様への対応だ。メルセデス・ベンツのシャシーに居住空間を架装するほか、顧客持ち込みの車両も手がける。内装のレイアウトや素材、装備を選べ、本革仕上げや荷室拡大にも対応する。製造、整備、ローンやリースによる資金手当てまで一か所で完結するという。金融は提携会社を通じて提供する。
現行ラインアップは、Camper Van 700 CVMやCamper Van Motoなどのバンタイプと、720 PM、760 MP、4×4といったセミインテグレーテッド型だ。新モデルは運転席と居住部が一体の車体となり、広さ、断熱性、デザインの統一感が高まる。同社で最も高度な機器管理システムも搭載する。
狙う市場
同社は北欧市場に強い関心を示しつつ、他の地域も視野に入れる。プレミアム帯の購入層は富裕層や経営者が多く、株式市場への上場は新たな顧客に届く手段にもなるという。今後はキャンパーやトレーラーの整備、アクセサリーや部品の販売も強化する方針だ。





