Gökçe法律事務所、Raydorf「AI-Integrated」認証をトルコ初取得
イスタンブールのGökçe Avukatlık Ortaklığıが、Raydorf AI Maturity Standard 1.0の「AI-Integrated」認証をトルコの法律事務所として初めて取得した。

トルコの法律事務所Gökçe Avukatlık Ortaklığıは、Raydorf AI Maturity Standard Version 1.0で最上位に当たる水準ではなく「AI-Integrated」レベルの認証を取得した。同事務所によると、このレベルの認証取得はトルコの法律事務所として初めてという。
Raydorfの公開登録簿によれば、認証は2026年5月1日付で発行され、有効期限は2027年4月30日。毎年の再認証が必要となる。評価対象の7つの側面すべてでAI-Integratedに到達した。
ツール導入にとどまらない業務設計
同事務所は2010年から、テクノロジー企業に対し、IT法、個人データ保護、サイバーセキュリティ、Eコマース、フィンテック、デジタルプラットフォームの分野で助言を行っている。法令モニタリング、法的調査、文書レビュー、草案作成、社内ナレッジ管理の各業務をAI支援で再設計し、情報源と事実の検証、案件単位の機密保持、アクセス制御、弁護士による監督と組み合わせて運用する。
AIは法的判断や弁護士の責任に代わるものではない。調査、モニタリング、分類、初稿作成を支援し、法的評価、品質管理、最終判断は弁護士が担う。外部に出す成果物は、独立した品質チェックも受ける。
速さより正確性、技術より統治
マネージングパートナーのGörkem Gökçe弁護士は、重要なのは速度だけでなく、どのような責任の範囲、検証の仕組み、データ保護の原則の下でAIを使うかだと述べた。目的は文章を大量に作ることではなく、規制の動きを早く捉え、弁護士の時間を依頼者の判断に影響する法的・商業的評価に振り向けることだという。
同事務所のAI規制モニタリングは、官報(Resmi Gazete)と規制当局の決定・発表を毎日追跡する。関連する動きは影響を受ける業種や顧客層の観点で精査され、事業への影響、適用スケジュール、必要な対応をまとめたニュースレターや分析として提供される。
この運用経験は、顧客向けのAIガバナンス、EU AI Actへの準備、社内AI方針、ベンダー・製品審査、データ保護、サイバーセキュリティの支援にも生かされている。認証の対象範囲やレベル、有効期限、7つの評価側面はRaydorfの公開登録簿で確認できる。
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