サウジのGhanem、プレシード延長で150万ドル調達
サウジの不動産小口化プラットフォームGhanemが150万ドルを追加調達した。プレシードラウンドの総額は860万ドルに達した。

サウジアラビアのプロップテック企業Ghanemは、プレシードラウンドの延長として150万ドルを追加調達した。不動産会社や戦略的エンジェル投資家が参加し、ラウンド総額は860万ドルとなった。
先行する710万ドルの調達にはAl-Romaih Groupが参加しており、Waad VCも出資している。Ghanemは2025年にSaleh Waheed Al-Ghamdi氏とAmr Essam氏が創業した。
小口不動産オーナーシップの仕組み
同社は、個人や機関投資家がサウジ国内の収益物件に小口で投資できるプラットフォームを運営する。最低投資額は案件により異なるが、1,000サウジ・リヤルから。物件は掲載前に、所有権や関連書類の確認、デューデリジェンス、認定鑑定士による評価を受けるという。全商品はシャリーア委員会からシャリーア適合の承認を得ている。
事業の進捗
同社によると、これまでに複数の不動産投資取引を実行し、登録ユーザーは数千人に達した。賃料収入の分配も遅延なく始まっている。アプリで提供した最初の収益物件案件では、580人にデジタル所有証書を発行した。
また不動産登記(RER)とのデジタル連携契約を結び、すでに稼働している。これにより、持ち分の登録と投資家名義での証書発行が一体で行える。数カ月前にはサウジ不動産総合庁(REGA)の規制サンドボックスに参加し、その枠内で小口所有商品を開始した。
今回の資金は、製品開発、投資対象物件の多様化、戦略的提携に充てる。CEOのAl-Ghamdi氏は、明確なデジタル体験と投資家名義の所有権を通じ、不動産所有をより身近にしたいと述べている。
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