Apple、解約時に特典を示せるRetention Messagingを提供開始
Appleが開発者向けにRetention Messagingを開始。自動更新サブスクの解約手続き中のユーザーに、テキストや画像、特別オファーを表示できる。

Appleは、サブスクリプションの解約を減らしたい開発者向けに、新たな継続促進ツール「Retention Messaging」の提供を開始した。解約しようとしているユーザーに対し、パーソナライズしたメッセージや特別オファーを表示できる。
この機能は今年のWWDCで発表されていた。Appleは開発者向けブログで提供開始を明らかにし、メッセージは「解約フローに表示され、テキスト、画像、特別オファーを含められる」と説明している。
従来の施策との違い
Appleが解約対策の支援策を打ち出すのは今回が初めてではない。新機能の特徴は、ユーザーが解約を完了する前に働きかけられる点だ。従来は、解約後や期限切れでサブスクが終了した後の対応が中心だった。
設定方法と上限
App Store Connectでは、自動更新サブスクリプション向けにメッセージを設定できる。対象となる購読者の条件や、メッセージ間の待機時間も指定できる。Retention Messaging APIを使えば、購読内容に応じて各ユーザーに表示するメッセージを選べる。APIの利用はリクエスト制となっている。
Appleのドキュメントによると、メッセージは1アプリにつき最大10件まで作成でき、それぞれ1つ以上のサブスクリプションに関連付けられる。
サブスク収益に頼るアプリ開発者にとっては、解約の直前にユーザーへ訴求できる手段が加わる。ユーザー側も、解約前に割引などの提案を目にする機会が増えそうだ。
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