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Ailytics、シリーズAで740万米ドル調達 セーフィーも出資

シンガポールのAilyticsがTin Men Capital主導で740万米ドルを調達。セーフィーも参加し、既設CCTVによる現場安全管理を広げる。

Construction site workers in helmets monitored by CCTV cameras with AI video analytics overlays highlighting safety risks.
画像: BRIDGE

既存の産業用CCTVに映像AI解析を組み合わせ、現場の安全管理を支援するシンガポールのAilyticsは、現地時間26日、シリーズAラウンドで740万米ドルを調達したと発表した。Tin Men Capitalがリードし、SG Growth Capitalとセーフィーも参加した。

セーフィーは29日、CVCのセーフィーベンチャーズを通じて出資したと明らかにした。同社単独の出資額と評価額は非公表。ラウンドは応募超過で、日本の大手建設会社1社、ファミリーオフィス、既存投資家も加わった。Tin Men Capitalは2024年4月の270万米ドルのプレシリーズAもリードしている。

既設カメラを活用

建設、製造、海事などの現場にはすでにカメラが多いが、映像の確認は事故後に限られがちだという。映像AIプラットフォーム「Ailyssa」は、既設CCTVにコンピュータービジョンとVLM(視覚言語モデル)を適用し、単一の2次元映像から3次元の空間情報を割り出す。リスク検知やコンプライアンス改善につながる情報をリアルタイムで示し、ほとんどの現場は2週間以内に稼働するという。

6月には文脈推論エンジン「AilyssaX」を導入し、複数工程の作業手順を確認できるようにしてアラート精度を高めた。雨やほこり、暗い照明、数十年前のカメラといった条件でも動くよう学習させている。

日本での連携拡大

導入先はシンガポール住宅開発庁(HDB)の案件や大林組から、DHLやローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港にも広がった。チャンギ空港第5ターミナルの建設現場では1,000台超のカメラで使われている。

4月には、大手建設会社上位30社のうち29社に製品を供給するセーフィーと覚書を結んだ。今回の出資で提携を広げる。日本はAilyticsの重点市場の一つだ。

タグ:ailyticssafieseries avideo aiconstruction safetysingapore

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