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Meta「Muse」で買い物急増、小売各社はAIエージェントを警戒

MetaのAIエージェント「Muse」が北米で約1カ月に1,000万DLを突破。最大の用途は買い物で、一方で利用を遮断する小売企業も増えている。

A shopper's smartphone showing an AI agent filling an online shopping cart while a retail website displays a blocked-access warning.
画像: ギズモード・ジャパン

MetaのAIエージェント「Muse」の北米でのダウンロード数が、リリースから約1カ月で1,000万を突破した。Museは自律的にブラウザを操作し、買い物や予約まで進められる。一方で、影響を懸念してブロックに動く企業も増えている。

最大の用途は買い物

マーク・ザッカーバーグCEOによると、Museはさまざまなタスクをこなせるが、最も使われているのはショッピングだという。週に利用するユーザーの4分の1以上が買い物に使い、1回の平均購入額は200ドル超(約3万円)に上る。購入前には本人の承認を得る仕組みで、ユーザーがサイトを見られない時間の自動購入や、オークションでの価格交渉が強みとされる。

広がる遮断の動き

問題も出ている。高級ブランド中古販売のThe RealRealでは、AIエージェントがカートに商品を入れ続け、他のユーザーが買えなくなる事態をThe Vergeの検証が示した。同社は現在、ログインからカート追加、購入手続きまでをAIエージェントには難しくしている。

CoachやKate Spadeを扱うTapestryと百貨店Kohl'sは、AIエージェントによる購入を認めていない。Neiman Marcusとペット用品通販のChewyも一部のAIエージェントをブロックする。デルタ航空は、第三者のAIエージェントによる航空券の検索や予約には対応していないと説明している。

金融機関や証券会社も、Museに口座を連携させて自動取引させない対策を進めていると報じられた。Amazonは自社の「Alexa for Shopping」を推す一方でMuseはブロックしており、その矛盾が指摘されている。AIにどこまで任せるかというジレンマは、今後も続きそうだ。

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