Journify、シリーズAで1200万ドル調達 評価額は4倍に
広告シグナル基盤のJournifyが、Al Mada Ventures主導で1200万ドルのシリーズAを調達。評価額は前回の4倍で、米欧展開を進める。

広告テクノロジーのスタートアップJournifyは、シリーズAラウンドで1200万ドルを調達した。Al Mada Venturesが主導し、既存投資家のSilicon Badiaが共同で主導した。評価額は前回の4倍となった。
ShorooqとBunat Venturesが投資額を増やし、Du VenturesとOraseya Capitalが新たに加わった。資金は米国と欧州への進出、およびプラットフォームを支えるAI機能の強化に充てる。
広告プラットフォームに実際の購買を届ける
Journifyは2022年にTaoufik El Jamali氏、Amine Chouki氏、Omar Al Shoubaki氏が創業した。本社はサンフランシスコで、ドバイとリヤドに地域拠点を持つ。オンラインとオフラインの顧客行動や販売データをつなぎ、Google、Meta、TikTok、Snap、Amazon Adsなどに購入や会員登録、店舗での売上を伝える仕組みを提供する。
dentsuによると、世界の広告費は2026年に1兆ドルを超え、2028年までに4分の3がアルゴリズムで配信される見通しだ。ブラウザーの制限や計測の不具合、オフライン販売の分断により、こうしたシステムは購買の全体像を把握しにくいという。
成果と今後
同社の顧客は100社超で、年間広告費は合計で数億ドル規模。サウジアラビアの大手小売Jarir Bookstoreは広告費用対効果を182%高め、Baytoniaは80%向上させたうえ購入単価を44%下げた。Silicon Badiaの初回投資以降、売上は5倍超に伸びたという。
同社はすでにAIで全接続を常時監視し、シグナル品質の問題を検出して修正している。2025年の米国デジタル広告収入は2946億ドルだった。新たに取締役に就いたRyan Burke氏は、中東での実績を踏まえ、米国で通用するかではなくどれだけ速く拡大できるかが課題だと述べた。
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