Harbinger、防衛分野へ拡大しシリーズDで2.4億ドル調達
電動トラックのHarbingerが2.4億ドルのシリーズDを調達した。累計調達額は6.5億ドルを超え、防衛や緊急車両へ事業を広げる。

電動トラックのスタートアップHarbingerは、2億4000万ドルのシリーズD資金調達を完了した。バッテリー貯蔵や防衛向けなど、製品群を広げている。最初に報じたBloomberg Newsによると、累計調達額は6億5000万ドルを超えた。
投資家の顔ぶれ
ラウンドを主導したのは、Tiger Global、Capricornの「テクノロジー・インパクト・ファンド」、防衛分野に特化したRidgelineだ。前年のラウンドを主導したFedExも再び出資した。Maniv、Greycroft、Volkswagen傘下のベンチャーキャピタルLeitmotifといった既存投資家も参加した。今回はIPO前の企業への投資で知られるFidelity Managementも加わった。Harbingerは上場を検討していると伝えられている。
今回の調達は、FedExからの初の発注を含む1億6000万ドルのシリーズCから、ほぼ1年後となる。
FedExとの関係が深まる
今回FedExは主導役ではないが、関係は強まっている。同社の安全・輸送担当シニアバイスプレジデント、Paul MelanderがHarbingerの取締役に就任した。FedExは最近、2000台、総額3億ドル超の初の大型発注も行った。
1車種から事業を拡大
Harbingerは2022年、経営破綻したEVスタートアップCanoo、電池企業QuantumScapeの元社員らが創業した。当初は電動トラックのシャシー1種類の開発に集中していた。その後、自動運転スタートアップPhantom AIを買収し、ハイブリッド緊急車両の開発に着手。軍向けの無人運転ハイブリッド電動プラットフォームも公開した。
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