Google、Gemini 4 Carbonを発表 サイバー防御で大幅進化
GoogleはGemini 4 Carbonを発表した。Artificial Analysis Intelligence Indexで首位となり、セキュリティ系ベンチマークでOpenAIやAnthropicを上回ったという。

Googleは新しいAIモデル「Gemini 4 Carbon」を発表した。コーディング、自律的なタスク遂行、サイバーセキュリティが大きく向上したとしており、複数のベンチマークでOpenAIとAnthropicの競合モデルを上回ったと説明している。
同社が水曜日に明らかにしたところによると、Gemini 4 Carbonは「Artificial Analysis Intelligence Index」(バージョン5.0)で首位に立ち、Claude Opus 5.5とGPT-6 Astraを抑えた。10月上旬に公開された「Argon」の後継にあたる。
脆弱性の発見と悪用検証で首位
Googleによると、新モデルはソフトウェアの脆弱性を見つけ、より安全なコードを書く能力に優れる。実際のバグや脆弱性の検出力を測る「SEC-bench Pro」で首位となり、発見した脆弱性を実用的な攻撃手法に変換する力を測る「ExploitGym」でもトップだった。同社が示した結果では、SEC-bench ProでGPT-6 Astraも上回った。
長時間タスクと信頼性
複数の手順が必要な長く複雑な作業を想定して設計され、障害に直面しても作業を続けられるという。社内チームが数日に及ぶエンジニアリング作業で試したところ、行き詰まりを乗り越えて作業を進めたとしている。不適切な近道を避ける能力、プロンプトインジェクション攻撃への耐性、ユーザーとの協調も改善した。根拠のない主張はArgon比で半減したという。
現時点ではサイバー防御を担う一部の企業に限定して提供しており、今後は「Fairwind」プログラムを通じて対象パートナーを広げる方針だ。料金は入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり10ドルからで、Argon公開時の導入価格と同じ水準となる。
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