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Dropbox、Tigris Dataを3.5億ドルで買収へ AI基盤に参入

Dropboxは約3億5000万ドルでTigris Dataを買収する計画を発表した。同社最大の案件で、DBX Agent Cloudも投入しAIインフラに進出する。

Dropbox logo beside a network of data storage servers symbolizing its acquisition of Tigris Data for AI infrastructure.
画像: Crunchbase News

Dropboxは5日(現地木曜)、Tigris Dataを3億5000万ドルで買収する計画を発表した。同社はCrunchbase Newsに対し、2007年の創業以来で最大の買収になると説明している。

Tigrisはカリフォルニア州サニーベールに拠点を置き、Uberの元エンジニアが設立した。分散したAIワークロードの計算需要に対応できるとする、地域分散型のデータストレージ網を構築している。買収が実現すれば、複数のクラウド事業者をまたいでアプリを動かす開発者向けのストレージ基盤をDropboxが獲得することになる。

「重要な転換」とDBX Agent Cloud

サンフランシスコ本社のDropboxは、これをAI戦略の「重要な転換」と位置づける。ファイルの保存・共有にとどまらず、企業がAIアプリを作るためのインフラ提供へ事業を広げる。併せて発表したDBX Agent Cloudは、まず単体のオブジェクトストレージを提供し、画像や動画、AIモデルの学習・運用に使うファイルなど大量のデータを扱える。

最高事業責任者のEric Webster氏はメールで、Tigrisは本番稼働中の製品、経験豊富なチーム、AI開発者との関係を併せ持つと述べた。

Crunchbaseのデータでは、Tigrisは2021年の創業以降に約3190万ドルを調達した。2025年10月のシリーズA(2500万ドル)はSpark Capitalが主導し、Andreessen HorowitzとBasis Set Venturesが参加した。General Catalystも既存の出資者という。

買収の歴史

Dropboxの買収は公知分で計35件。2012〜2015年に23件あった一方、2024〜2025年は4件にとどまる。過去にはHelloSign(2019年、2億3000万ドル)、DocSend(2021年、1億6500万ドル)、FormSwift(2022年、9500万ドル)を買収した。

既存顧客向けには、Dropbox内のファイルでAIが検索、理解、作成、編集、整理を支援する。対応するAIモデルを切り替えられ、ChatGPTやClaudeでもファイルを扱える。

注目のアプリ

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タグ:dropboxtigris dataacquisitionai infrastructuredbx agent cloudobject storage

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