ChatGPT、週間利用者10億人超え SNSを上回る成長速度
ChatGPTは公開2カ月で1億人、4年足らずで週間利用者10億人を突破した。どのSNSより速い成長だが、競合も追い上げている。

OpenAIのChatGPTは、2022年11月30日の公開から4年足らずで、週間利用者が10億人を超えた。同社によると、突破は今年8月で、9月末には12億人に達した。SNSを含め、これほど速く成長したサービスは見当たらない。
公開からわずか2カ月で利用者は1億人に達し、InstagramやFacebookの初期の伸びを大きく上回った。Sensor Towerの推計では、アプリの月間利用者も今年5月に10億人を超えている。
SNSとの比較
データジャーナリストのSamuel Bennett氏が、各社の公表値、新規株式公開の書類、Sensor TowerやSimilarwebの推計をもとに比較した。グラフは各サービスの公開時点をゼロとしている。ChatGPTは週間利用者、他は月間または各社公表のアクティブユーザーであり、ChatGPTには不利な比較だが、成長曲線の傾きは最も急だった。TikTokは最初の2年間は圧倒的だった。Twitterは主流にはなりきれず、伸び悩みの兆しがある。
この勢いは、IPOの可能性を見据えるOpenAIにとって強力な材料となる。既存のSNSの後押しなしで10億人規模に達したことは、2月の資金調達で集めた1100億ドルの投資を正当化し得る。
競合が追い上げ
一方で勢力図は変わりつつある。Sensor Towerによると、ChatGPTのシェアは5月末に初めて50%を割り、46.4%になった。ChatGPTが週間10億人に達するまで44カ月かかったのに対し、Meta AIは20カ月目、Geminiは約41カ月目で10億人に到達した。GrokとClaudeはまだ大きく下回る。ただし、これらは月間利用者の数字である。
GoogleとMetaはWhatsAppなど既存の配信網を持つため、普及で有利だ。両社の優位の多くは、製品の質とは別に受け継いだものといえる。
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