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Anthropic、IPO届出書を更新 7~9月売上は約170億ドルに

AnthropicがSECへのIPO登録届出書を更新し、7~9月期の売上高が約170億ドルに達したと開示。AIによるAI研究の加速という新リスクも追記した。

Anthropic logo beside a rising revenue chart, illustrating its record third-quarter results in its IPO filing.
画像: Impress Watch

Anthropicは2日(米国時間)、新規株式公開(IPO)に向けて米証券取引委員会(SEC)に提出した登録届出書を更新し、2026年第3四半期(7~9月)の業績を開示した。売上高は169.56億ドル(約2.7兆円)で、前年同期の13.82億ドルから約1,127%増、前期の115.55億ドルからも約47%増となった。営業損益は5.67億ドルの赤字だが、割高な短期契約の計算資源などの影響としている。

業績と顧客基盤

1~9月の売上高は332.42億ドルで、前年同期の約13倍。2025年通期の45.85億ドルも上回った。営業損失は12.60億ドルで、前年同期の52.24億ドルから縮小している。売上10万ドル以上の顧客は1.19万社超、100万ドル以上は1,900社超、1,000万ドル以上は約250社。

第3四半期は売上が1,127%増となる一方、計算資源コストの伸びは382%にとどまった。従業員1人あたり売上は660万ドル超で、前年の140万ドルから拡大した。AIインフラを中心とする契約済み支出は約8,954億ドルで、約4,475億ドルは2030年末まで、今後12カ月の支払い予定は約698億ドルという。

「AI自己加速のリスク」を追記

今回新たに加わったのが、リスク要因の「AI自己加速のリスク」だ。将来のモデルが、同社の責任あるスケーリング方針で定める「AI起因の劇的に加速した進歩」の基準にまもなく達する可能性があると記した。能力が安全性やアラインメントの進展を上回れば、リスクを適切に評価・軽減できず、安全上のインシデントや規制当局の介入が高まりうると説明している。

同社は再帰的自己改善に近づくにつれ、リスクを監視・軽減する計画を定め、安全技術に投資するとした。一方、人間による実質的な監督なしに、Claudeで次世代モデルを完全自律的に設計・構築することは安全とは想定していないという。

NASDAQに「ANT」のティッカーで上場する予定で、募集株式数、価格レンジ、上場日は未定。

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