Airbus、アルバセテのDigital Campusを2029年に200人体制へ
Airbus HelicoptersのアルバセテDigital Campusは現在約35人。2029年末までに約200人へ増やす計画で、航空宇宙以外の人材も求めている。

Airbus Helicoptersがスペイン・アルバセテに構える「Digital Campus」は、現在約35人が働いている。同社は2029年末までに約200人へ拡大する計画だ。自動化部門のモニカ・サンチェス・ルイス氏は「2029年末までに約200人を採用するのが狙い」と説明した。ただし、現時点で200の求人があるわけではない。
求める人材は多様
カスティーリャ・ラ・マンチャ科学技術パークにある同センターは2026年1月に稼働を始め、6月17日に正式開所した。ヘリコプター部門向けのデジタルツールや技術を開発している。サンチェス氏によると、募集するのは「かなり多様な人材」で、航空宇宙工学に限らない。ビジネスアナリストやAI専門家などが挙げられた。
自動化チームはUiPathを使い、定型的なPC作業を行うソフトウェアロボット(RPA)を開発する。SAPのデータを集め、Excelで処理し、結果をメールで送る作業は以前5時間かかったが、今は夜間に自動実行できるという。
ARとサイバーセキュリティ
Airbus Helicopters Españaのデジタル変革責任者カルロス・ロペス・アルファロ氏は、Microsoft HoloLens 2でヘリコプターに3D画像を重ねる活用法を紹介した。塗装作業や電気系ブラケットの取り付けで使われている。この用途の自社ソフトは当時フランスとドイツで開発されていたが、Airbusはアルバセテへの拡大を予定していた。
サイバーセキュリティ担当のチェマ・ガルシア氏は、他国のチームと連携して社内ITシステムの脆弱性を見つけ、修正を支援していると話す。機体搭載ソフトは対象外だ。AIで専門家は不要になるかとの問いには「今のところサイバーセキュリティではむしろ増える」と答えた。
新卒にも門戸
Airbusはカスティーリャ・ラ・マンチャ大学(UCLM)と連携している。サンチェス氏は、現在出ている求人の60%が新卒者向けだと述べた。採用済みの数ではない。大学経由以外の選考もある。応募はLinkedInのAirbus Helicopters求人でアルバセテに絞るか、公式のAirbus Careersから行える。
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