Apple、ロボットアーム型HomeView Ultraは2028年にずれ込む可能性
AppleがJ595の社内コードで開発中の卓上スマートホーム機器は、2027年の目標から2028年に遅れる可能性がある。価格は約1000ドル以上とみられる。

Appleが開発中のロボットアーム型スマートホーム機器が、当初目標の2027年から2028年にずれ込む可能性があることが分かった。社内でJ595のコードネームで呼ばれる卓上向け製品で、正式名称は未定だ。先月発表されたHomeViewにちなみ、HomeView UltraまたはHomeView Maxとして発売される可能性があるという。
ロボットアームに9インチ画面
試作機は、ロボットアームに9インチのディスプレイを載せた構造で、画面は360度回転する。デザインはAppleの旧iMac G4やPixarの有名なデスクランプを思わせると伝えられている。カメラや各種センサーで周囲を把握し、ユーザーの位置に合わせて画面の向きを変える計画だ。
この機能はFaceTime通話で特に生きる。部屋の中を移動するユーザーに、カメラと画面が向き直ることを目指している。通話にとどまらず、人が部屋に入ると照明をつけたり、周囲の物体を検知してアームがぶつからないようにしたりするホームオートメーション機能も担う。
ソフトウェアと価格が課題
ハードウェアは約2年前にほぼ完成したが、ソフトウェアが整っていない。初代モデルにどこまで機能を載せるかをめぐり、社内で意見が割れているという。ソフトウェア側は、当初はFaceTimeや照明のオン・オフなど基本機能に絞るよう求めており、一部機能は検討中の第2世代に回される可能性がある。
Appleは2027年に約1000ドルでの発売を目指していたが、開発の遅れで2028年にずれ込むかもしれない。メモリなど部品の値上がりが続けば、価格は1000ドルを超える可能性もある。
Appleは過去に、人を追って動く車輪型ロボット、空を飛ぶ家庭用ロボット、衣類をたたむ装置なども検討したとされるが、製品化されるかは不明だ。同社は本製品を正式発表しておらず、名称、機能、発売時期は今後変わる可能性がある。
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